
遺言や遺産分割協議書では、誰に【何を】相続させるのかを示すため、しっかりと対象物を特定することが望ましいです。以下の記載例を参考になさってください。
なお、以下の記載例は遺言書の様式ですが、遺産分割協議書の場合は、「Aは下記の財産を相続する。」と記載すればよいでしょう。
未登記建物を相続させる場合
第1条 |
|
|
遺言者は、遺言者の有する下記の建物を、妻A(昭和○年○月○日生)に相続させる。 |
記 |
|
所 在 |
名古屋市中区丸の内二丁目20番地 |
|
家屋番号 |
未登記につきなし |
|
種 類 |
居宅 |
|
構 造 |
木造亜鉛メッキ鋼板葺平家建 |
|
床面積 |
20.25平方メートル |
自動車を相続させる場合
第2条 |
|
|
遺言者は、遺言者の有する下記の自動車を、長男A(昭和○年○月○日生)に相続させる。 |
記 |
|
登録番号 |
名古屋○○○や○○○○ |
|
種 別 |
普通 |
|
用 途 |
乗用 |
|
自家用、事業用の別 |
自家用 |
|
車 名 |
トヨタ |
|
型 式 |
○-○○○○ |
|
車台番号 |
車台番号 |
|
原動機の型式 |
○○ |
信用金庫の出資持分を相続させる場合
第3条 |
|
|
遺言者は、遺言者が○○信用金庫に対して有する下記の出資持分を、妻A(昭和○年○月○日生)に相続させる。 |
記 |
|
口 数 |
○○口 |
|
一 口 |
○○円 |
貴金属(宝石・アクセサリー・時計)を相続させる場合
第4条 |
|
|
遺言者は、遺言者の有する下記の動産を、二女A(昭和○年○月○日生)に相続させる。 |
記 |
1 |
品 名 |
ダイヤモンドリング |
|
製造者 |
○○ |
|
型 番 |
○○ |
|
素 材 |
Pt950 |
|
サ イ ズ |
9号 |
|
主 石 |
ダイヤモンド0.5カラット |
|
重 量 |
○○グラム |
|
カ ッ ト |
EXCELLENT |
|
カラーの等級 |
○○ |
|
クラリティ |
○○ |
2 |
品 目 |
ダイヤモンドネックレス |
|
製 造 者 |
○○ |
|
型 番 |
○○ |
|
素 材 |
K18 |
|
主 石 |
ダイヤモンド0.3カラット |
|
サ イ ズ |
50センチメートル |
|
重 量 |
○○グラム |
3 |
品 目 |
時計 |
|
品 名 |
○○○○ |
|
製造者名 |
○○株式会社 |
|
製造番号 |
○○○○○○ |