相続人が平等に相続できるよう、遺言公正証書を作成した事例

概要
一人暮らしのAさんは、昨年、子どもの一人からの提案により、その子に有利な公正証書遺言を作成しました。しかし、その後、他の子どもたちにも平等に相続してもらい、子どもたちに揉めることなく仲良くしていって欲しいと思い、遺言を作り直したいと思うようになりました。
少しでも問題が起こらないよう、預貯金について公平に分配するだけでなく,今住んでいる自宅不動産についても売却し、全てを金銭に変えて分配する清算型の公正証書遺言を作り直しました。
所感
病気をされて、不安が増す中ご来所されました。最初は良かれと思って作成した公正証書遺言でしたが、家族から色々話を聞いて、不平等となる遺言を作成されたことを後悔していらっしゃいました。
公証役場で公平となる遺言を作成し終わった後、ホッとして笑顔いっぱいで挨拶されていたのが印象的でした。
解決までの期間
約半月